初めまして、りゅうです。SHAKEへの登録がきっかけで、僕の調剤薬局におけるアルバイト経験を書いて欲しいとのお話をいただきました。匿名で恐縮ですが、ざっくばらんに書いていきたいと思いますので、軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

　まず、自己紹介ですが、静岡県出身で大学から東京に来ています。今年の4月から入学したばかりの1年生です。大学時代を東京で過ごした経験のある父から色んな話を事前に聞いてはいましたが、初めて東京に来た時は複雑な駅の路線や満員電車に戸惑ったり慣れないことも多くありました。特に、知人もいないので新しい友人ができるのかといった不安が大きかったです。一方で、都会ならではの目新しさや新たな生活に期待で胸が高まる気持ちもありました。

　趣味はジョギングです。小学6年生から高校3年生までの7年間、陸上競技部の長距離の種目に打ち込んでいました。特に高校時代の陸上競技部は厳しく、ほぼ毎日部活動を行う日々を過ごしました。そのおかげで大学受験を部活動で培った精神力で乗り越えることができたと感じています。今は大学でも駅伝サークルに所属して薬学部以外の学部の人とも交流しています。

　それでは本題ですが、連載の第1回目ということで、まずこの調剤薬局アルバイトを始めたきっかけをお話したいと思います。

　東京に来て大学生活も落ち着きアルバイトを探そうと思った時、「調剤薬局でバイトできたら将来役に立つ」と思ったんです。僕は将来、公務員の薬剤師として保健所や公立の病院で働くことを目標としているので、学生の早い段階から調剤薬局現場での経験を積んでおけたらなと。もちろん実習で経験を積めるとは思いますが、経験値は多ければ多いほど良いと考えました。

　まず、求人サイトで検索してみました。しかし、出てくるのは事務さんのパート募集求人ばかり。。。「学生バイトを募集しているというより、主婦のパートさんを募集しているイメージかな。。。」と感じていました。そんな中、いろいろ検索していたら、なんと家から自転車で行ける距離のところに「薬学生のアルバイト募集」という求人をだしている調剤薬局が！！！すぐに情報を見てみると、すでにその求人への申し込みがあったみたいで、まだ募集中なのかわからない。。。自転車で行ける距離では唯一の薬局だったので、なんとかバイトしたい！と思ってすぐに電話してみることにしました。

　薬剤師の先生と直接お話する機会は普段なかなか無いので、失礼が無いようにしなければという緊張で胸がいっぱいでした。薬局の営業中の時間だったのですが優しく対応していただき、「じゃあこの日に薬局に来て」と、無事面接の日程をいただくことができました。

　面接日は電話した翌週でした。初めて訪れたアルバイト先の薬局は1階が調剤薬局で2階が住居のようなつくりで、落ち着きがあり、居心地の良さそうな雰囲気が特徴的な建物でした。後々聞いたところ、約30年その地で開業されている薬局さんらしいです。面接では、なんとか自分の薬剤師を志したきっかけや自分の調剤薬局に対する意見をしっかり述べることができて、「じゃあ来週のこの日から来て」とトントン拍子で調剤薬局アルバイトが決まりました。

　次回は、初勤務のことと、具体的な仕事内容を書きたいと思います。

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