こんにちは、りゅうです。今回は自分がアルバイトしていく中で失敗してしまったこととその反省について書きたいと思います。
今回の失敗談を振り返る中で、「まだ学生の身だから薬剤師の先生のようにやっぱり上手くいかないな・・・」と感じることがたくさんありました。こんなこと書くの恥ずかしいな、と思う気持ちももちろん多々あります。。。汗
それでも、この記事を見た薬学生が「こういったことに気をつければいいんだ！」ということが伝わり、少しでも役に立って貰えたら嬉しいです！

１） 後発医薬品と先発医薬品のとり間違い
　基本的に薬局では後発医薬品を国の方針によって進めていますが、患者さんによっては先発医薬品を希望される方がいます。僕が働いている薬局では、一般名の処方せんが多く、また患者さんも後発医薬品ご希望の方が多いです。なので、処方箋を受け取ったら、つい後発品での調剤を行なってしまい、よくよく確認したら先発医薬品ご希望の方だった、、、ということが多々あります。そうすると普通に調剤するよりも時間がかかってしまい、僕がいることで逆に待ち時間を増やしてしまいました...
　改善するために、今はまず患者さんのお薬手帳や薬歴を確認するようにしています。もちろん最初にそう習ったんですが、つい「早く調剤しないと」という気持ちがあるせいか、うっかりしてしまうんですよね。。。気をつけないとです。

２） 薬局内での細かい決まり事について
　業務していく中で気をつけなければならないことがいくつかあります。

・薬は必ず期限がひと目で見えるような向きに置く
　→期限が迫っている薬をできるだけ早く消費することできるようにする
・処方が決まるまでは薬の箱を開封をしない
　→1度開封してしまうと返品ができない
・自分が今処方箋の何の薬を調剤するのか声掛けをする
　→在庫がないことに別の人がすぐに気がつくことができる、別々の人が同じ薬を調剤してしまうことがあるので二度手間を防ぐ
・処方箋に粉薬、軟膏、シロップがある時は薬剤師の先生に速やかに調剤をお願いする
　→薬剤師の先生しか調剤できず、時間がかかるので優先的に調剤する必要がある
・薬を棚にを戻す際は、必ず2人で確認をする
　→薬の戻し間違いを防ぐ

　僕の失敗は、こういった薬局内の決まりには間違えや効率の低下を防ぐための理由が一つ一つあるにもかかわらず、それを考えないで「まあいいか」と何度か疎かにしてしまった場面がありました…。
　何故その決まりを守らなければいけないのか1つ1つの理由を改めてしっかり考え、同じ失敗を繰り返さないようにしなくては！と思いました。
　こういった声掛けをしていく上で、管理薬剤師のY先生が「常日頃からお互いに「ありがとうございます」「お願いします」を言うように心がけることが大切です。」と仰っていました。
　こういった面からやはり薬剤師は、薬剤師同士の協力によって初めて成り立つ仕事なのだということ。そして、このアルバイトは人としても成長することができる機会でもあるのだと感じました。本当に日々勉強です。

次回は薬学部での学生生活について書きます。

質問やご意見はこちらまで。
→info@shake-pharmacist.com