【連載】薬学生の薬局アルバイト日誌④:学業とアルバイトの両立は難しい!?

薬学生

2021/11/18

こんにちは、りゅうです。今回は学校生活との両立や、アルバイトをして得られたことについて書きたいと思います。

 特に薬学生は勉強で覚える量がたくさんあって、留年する人も多いと聞くぐらい勉強が本当に大変ですよね。
なので、
「アルバイトとの両立がちゃんとできるの?」
と不安に思う人も多いかと思います。
あくまで「僕の場合では」となってしまいますが、僕の現在の生活について書かせていただき、少しでも読んでくれた人の参考になったら嬉しいです!

 まず、働き方について。学校があるときはおよそ週に3日シフトを入れており、1回の勤務でおよそ3~4時間勤務しています。他のアルバイトと大きく違うところは、勤めている調剤薬局が19時に営業時間が終わるので、そこから寝るまでの間に学校の課題などもしっかりこなすことができる点です。このあたりでは18−19時ごろに閉店される薬局さんが多いようなので、他の薬局でも同じではないかと思います。

「そうは言っても、週3でもテスト前はシフトに入るのきつい…!」

 アルバイト経験がある薬学生の方々は、誰しも感じたことがあると思います。そこは大丈夫。薬局の方はもちろん薬学生の勉強の大変さを知っている方々なので、勉強優先でテスト前には勤務を休ませて頂くことができます。非常にご理解があるので休み易くて本当にありがたいです!
むしろ薬局の方から、
「休んだほうが良いんじゃない?勉強しないと!」
と心配されるくらいです笑。

 僕が両立で1番意識していることは、自分の好きなタイミングで視聴することができるオンデマンド形式の講義であっても、毎日必ず授業時間は確保することです。授業動画や課題を貯めてしまうことのないように気をつけながら日々の学習を進めると良いと思います。また、2年生からは実習があって忙しくなるので、実習の日と重ならないようにして勤務するように意識すると高学年でも両立できると思います。

 ここからは、最近感じた薬局アルバイトで得られたことについて。
 
 1つ目は、僕が緊張しがちだった対人業務に慣れることができたことです。強制的にお薬手帳の紹介や、受付対応などをさせられた(笑)ことで、気持ち的にも少しずつ慣れてきましたし、以前の日記でも書きましたが、患者さん対応時のポイントを薬剤師の先生方から教わることで、技術的にも少しずつ成長できていると思います。

じゃあどんな成長をしているのか、具体歴を紹介します。
薬剤師のM先生から、電子お薬手帳の説明について、
「電子お薬手帳の利点を話す際には患者さんの年齢や家族構成からその人に合った利点が伝わるように言葉を選ぶとアプリの利便性が伝わりやすいです。将来、薬剤師になって、薬の説明をする際にも同じようして患者さんによって言葉を選ぶようにするといいと思います。」と仰っていました。
なるほど〜と思いました。今のうちから意識しておけば、レベルの高い薬剤師になれそうな気がして、ちょっと嬉しくもなっちゃいました。

 更に、薬剤師のS先生は、「投薬のやり方を学ぶ時に、投薬のマニュアル本を購入したんだけど、実際は先輩の薬剤師の薬の説明の仕方を参考にそれを自分の説明に取り入れる方が参考になってしまったんだよね笑」と仰っていて、とても驚きました。そう考えると、大学一年生の時期から耳学問で投薬内容やテクニックを勉強できているってすごい恵まれた環境にいるなと再認識しました。

 最近得られたことの2つ目は、1年生ながらにして薬の名前や何の病気の治療薬か少しずつ覚えることができてきたことです。抗生剤、糖尿病治療薬、向精神薬などの薬はまとめて置かれているので、すぐに薬の名前から何の治療薬か出てくるようになったり、処方箋の成分名から何の薬かわかるようになるので、勤務する度にたくさんの発見があります。常に何の薬か意識しながら勤務すると、大学の机の上の勉強と、実際の薬との結びつきに気がつくことができると思います。それによって、「今学んでいることは本当に現場で必要な知識なんだ!」と気がついて勉強のモチベーションにも繋がっています。

 最近得られたことの3つ目は、実際の調剤薬局での雰囲気を感じることで自分の将来をイメージしやすくなったことです。僕は2箇所の薬局で勤務させてもらっていますが、それぞれ近くの医院の診療科が異なり、取り扱う薬の種類の違いや、薬局ごとの規模など、様々な特徴があります。僕はこのアルバイトを始める前は薬剤師として働くことに関して漠然としたイメージしか無かったので、薬局のアルバイトをすることでより具体的に、
「自分が薬剤師になったときに、どのようなキャリアが合うのか」
を考えるようになりました。薬局アルバイトを学生のうちからやっておくことで、早くからイメージを始めるきっかけになるんじゃないかなと思っています。

次回は、アルバイトの失敗談とその改善方法について、書きたいと思います。

質問やご意見はこちらまで。
→info@shake-pharmacist.com

この記事の関連記事

人気記事ランキング

薬局掲載料無料期間延長決定!

いつもSHAKEをご利用いただき誠に有難う御座います。 こ…

【連載】薬学生の薬局アルバイト日誌④:学業とアルバイトの両立は難しい!?

こんにちは、りゅうです。今回は学校生活との両立や、アルバイト…

病院勤務から地域のドラッグストア勤務へ

薬剤師の転職実態に迫るインタビュー記事シリーズ、第三弾はチェ…

【連載】薬学生の薬局アルバイト日誌③:難関!お会計業務と電子お薬手帳紹介!!

こんにちは、りゅうです。今回は、お会計や電子お薬手帳の説明な…

【連載】薬学生の薬局アルバイト日誌②:薬局アルバイト初勤務報告!

こんにちは、りゅうです。今回は、薬局アルバイトの初勤務の報告…

【連載】薬学生の薬局アルバイト日誌①:自己紹介とアルバイトを始めたきっかけ

 初めまして、りゅうです。SHAKEへの登録がきっかけで…

システムアップデート情報:2021年9月

いつもSHAKEをご利用いただき誠に有難う御座います。 下…

家庭と仕事両立の奮闘記!病院薬剤師〜出産・育児〜調剤薬局開業まで

ママ薬剤師の転職事例を紹介していくインタビュー企画、第二弾は…

在宅訪問スペシャリスト:鈴木邦彦氏インタビュー

調剤薬局で活躍されている薬剤師の方々へのインタビュー企画「薬…

転職経験者への質問受付サービス開始

2021年6月より、転職経験者への質問受付サービスを開始しま…

人気記事ランキング