こんにちは、りゅうです。今回は、薬局アルバイトの初勤務の報告や、具体的な業務内容について、書いてみたいと思います。

　アルバイトの初日からいきなり一日中勤務…！少しずつ始められるかなと思っていたけど、そこはまあ仕方ないですね。頑張るしか無い！自分が勤務する上でご迷惑をおかけしたりしないだろうかと不安になりながらも、まずはこれから一緒に仕事をする薬剤師の先生や事務の方に挨拶と自己紹介をしました。

　薬剤師の先生方の第一印象は厳しそうな方なのかなと思いましたが、お話をするようになるととてもおおらかな方ばかりでむしろ少し大雑把なところもあります。笑

　初日ということで基本的な処方箋の見方から始まり、大まかな仕事の流れを教わったらすぐに現場の一員として働くことになりました。主な業務は、調剤棚にある錠剤の薬をピッキングすることですが、棚にびっしりと薬が並んでおり薬の置いてある場所が全くわからず、何度も薬剤師の先生に薬の場所聞いてしまいました。皆さん忙しそうにされているし何度も聞いたら失礼かな…。でも間違えると大変なことにつながる可能性があるので、わからないことは落ち着いて薬剤師の先生にしっかり聞くことを意識しました。

その他に、最初の１週間で、
・薬剤監査システムを用いたピッキング間違いのチェック
・薬の在庫システムを用いた在庫有無／在庫場所の確認方法
・医薬品納品時の検品
などを教わりました。
　パソコンなどの機械の操作はもしかしたら学生の方が慣れている人が多いと思うのでやり方さえわかれば学生でもある程度はしっかりと仕事をこなすことができるんだと感じました。

　初日から患者さんの数が多い日だったようで、薬局が混みあってくると次々と新しい処方箋が来てとても忙しかった…泣。忙しかったので時間はあっという間に過ぎて、普段しない立ち仕事を長時間行ったのでその日帰る時には足がガクガクでした。正直、かなりきつかった…。

　実際に勤務をしてみて、学生バイトでも意外と役に立てるなと感じました（笑）。薬剤師の先生が投薬や薬歴の入力をしている間に、錠剤ピッキングや、出てくる印刷物を受付順に整理しておくことで、だいぶ流れが良くなります。患者さんの待ち時間を減らすことに繋がるし、薬剤師の先生がいわゆる対人業務に集中するために、重要な役割なのだと理解できました。

　薬局の中は思っていたよりも広く、調剤室に入って手前は薬の入った棚や水剤のための流し台、大きな机にハンコなど必要な文房具と薬の情報を印刷するためのプリンターがいくつも並んでいます。調剤室の奥には散剤とその散剤用の大きな分包機や、棚に収まりきらない薬をしまう倉庫があります。普段入れない調剤室の中に自分がいるというのはとても不思議な感覚がします。こういったものが早くから見られるのも学生アルバイトの特権ですね。

　失礼のないようにしなければと萎縮してしまいあまり言葉が出ない僕に対して薬剤師の先生方は親身になって話しかけてくれました。優しい方ばかりです。薬局には、育児をされている先生や、製薬会社での勤務経験がある先生がいて、それらの経験を活かして患者さんと接しています。自分では気がつかないような小児や高齢者への配慮が、投薬時に組み込まれていて、とても勉強になるな〜と感じる日々です。どの薬剤師の先生も「本日はどうされましたか？」というお声掛けが自分の中ではとても印象的です。こうした声掛けから処方箋の薬からただ症状を予想して説明するのではなく、患者さん一人一人の症状における背景や気持ちを正確に聞き取ってそれに応じた薬の説明をすることが重要だとわかりました。

次回は、お会計や電子お薬手帳のアプリの説明に挑戦したことについて書きたいと思います。

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